【艦これ】2020年秋イベントE-4（甲）3本目ラスト

明けましておめでとうございます。

月1更新がデフォになりつつありますが、今年はそれ以上ペースを落とさない程度に頑張りたいと思います（低い目標設定）。

参考にしたサイト

はじめに

E-4（本記事）は甲です。時間と気力の都合上、3本目の最終形態（装甲破砕ギミック消化済みの前提）についてのみの内容となっています。3本目ラストはかなりの運ゲーです。歴戦の甲提督でも運が悪ければ延々とボス挑戦を繰り返し続ける可能性があります。資材・戦力に不安のある方はもちろん、時間や気力・体力が不十分である場合には、甲に拘らずに難易度を下げることを強く推奨します。

E-4-3ラストの感想としては、「超運ゲー」と「ナ級は滅びろ」です。

道中はボス前のヌ級がやや厄介なものの、歴代の甲と比較するとかなり易しいです。普段であれば「とりあえず」の感覚で潜水マス（姫含む）がありますし、ボス前は大抵ボスクラス（ダイソンとか空母おばさん）が鎮座しているものです。今回の場合、空襲マスはアトランタの対空カットインでほぼ大丈夫ですし、PTマスも支援と航空戦力でほぼ大丈夫です（それでもたまに事故るけど・・・）。ボスがとにかく運ゲーなので、せめてもの慈悲として道中が易しめなのだと思います。逆に言うと、削りの段階から道中で弱音を吐いているようでは、とてもではありませんがラストの運ゲーには耐えられません。早急に難易度を下げましょう。

クリア回数の目安も特にありません。繰り返しになりますが、とにかく最後は運ゲーなので、1発でクリアできる人もいれば、50回以上やってもクリアできないという人も平気でいます。かくいう私もなんとか50回に到達する前にクリアできたというぐらいの沼っぷりでしたので、自身の運がないという人はかなり覚悟しておきましょう（白目）。

なお、ラスダンだけでバケツ400と燃料・弾薬・ボーキそれぞれ10万ほどが消え去りました（）。冗談抜きで10万は覚悟した方がいいです（脅し）。もうこんな運ゲー二度とやりたくありません（）。

マップ

f:id:Dhi-Zu:20210102173948j:plain — E-4マップ

編成と基地航空隊

※第一艦隊の空母については、射程を調整しない場合にはIntrepidを旗艦にするのが最善です。ただ、早期撤退さえしなければ旗艦は勝手にキラ状態になるので、旗艦をローテすることで複数の空母をキラ状態にすることができます（これは第二艦隊も同じです）。伊良湖・間宮で本体を常にキラ状態にするのであればこのような作業は不要ですが、そうしない場合には旗艦をローテして疑似的にキラづけするのが良いと思います。第二の並び順については後ほど触れます。

※編成による友軍弾きについても後ほど触れます。

f:id:Dhi-Zu:20210102174526p:plain — E-4　3本目ラスト用編成

上記編成の作戦室Jervis ORはこちら。

この編成のコンセプトは、

・道中安定度を上げてボス戦の試行回数を増やす

・制空値を高くとることで艦載機の消耗を防ぐ

・基地航空隊の役割は空母おばさんを棒立ちにすること（ナ級の殲滅はおまけ）

・自艦隊での撃破に拘らない（大いに友軍を頼る）

です。

E-4-3の編成は色々とありますが、個人的には「空母3戦艦1」という編成よりも空母4の方が良いと思います。理由は、空母3だと

・攻撃機があまり積めず、道中安定度が下がる。

・制空優勢/確保が取りづらくなり、攻撃機の撃墜率が上がる。

・ボスで開幕雷撃を撃たれる前にナ級を殲滅することが難しくなる。

となるからです。冒頭でも述べた通りラストはとにかく運ゲーなので、ボス到達率を上げて試行回数で殴るのが最適解です。となると、道中安定度で劣る（上に特段ボス撃破率が上がるわけでもない）空母3編成を選ぶメリットはほとんどないと個人的には考えています。しいて言えば、Ark Royalを前段で使ってしまっており、E-4で無理なく友軍弾きをするために仕方なく戦艦（Washington）を入れるという場合には、空母3編成の方がいいかもしれません。

空母4編成の場合のデメリットとしては、

・（Saratoga以外）中破で行動不能になる。

・艦載機が枯れたら行動不能になる。

といったことが挙げられます。ただ後者については、きちんと制空計算をすれば未然に防ぐことが可能です。普段は深く考えず各攻略サイトの編成をほぼコピーして少しだけ自分向けにカスタマイズしているような私ですが、今回ばかりは真面目にシミュレータで計算しました（それぐらいギリギリの調整が必要です）。

私の編成はこちら

基地航空隊は下記のような部隊をボスへ投げています。調整としては劣勢→拮抗→拮抗です。本体の艦載機＆対空砲火と合わせると、空母おばさんの棒立ち率は85～90%程度です。

f:id:Dhi-Zu:20210102183121p:plain — E-4　3本目ラスト用基地航空隊

この劣勢/拮抗の調整については詳しく語れるほどは理解できていないので、以下のサイトなどをご参照ください（丸投げ）。

【艦これ】基地航空隊のすゝめ 16年夏イベ調整版:艦これ覚え書き帳 - ブロマガ

基地航空隊を使った制空値調整（劣勢調整）の具体例【６－５】｜ぜかましねっと艦これ！

「難しくてよくわからん！」とか「結論だけ教えてくれ」という人は、前述のシミュレータで手持ちの陸戦・陸攻・艦載機を使い、自艦隊の全滅率を抑制しつつボスで制空をとれるような値を探してください（パズルゲーム）。

先ほどのシミュレータによれば、上記の編成・基地航空隊ではボス戦での艦載機（攻撃機）の全滅率は、最も確率の高いものでも10%程度（Intrepidの3スロ目の天山友永）です。それ以外は3～5%が大半ですし、IntrepidやHornetの1スロ目の全滅率は1%未満です。ここまで全滅率が低ければ、完全に艦載機が枯れるようなことはないはずです（少なくとも私の観測範囲ではそのようなことはありませんでした）。また、私は任務をサボりまくっているので流星改（一航戦）が熟練ではありませんが、もしこれが熟練であれば、Sratogaの1スロ目も全滅率は1%未満です。

艦載機のラインナップが不十分で、ネームド艦載機が不足している場合には注意が必要です。シミュレータで計算すればわかりますが、非ネームド艦載機では撃墜率がかなり上がり全滅しやすくなります。今さらネームド艦載機を揃えることもできないのでどうしようもありませんが、とにかく手持ちのネームド艦載機をつぎ込めるだけつぎ込むようにしましょう。なお、艦載機とは違って基地航空隊の方はどう頑張っても高確率で全滅するので諦めましょう（）。

また基地航空隊・自艦隊のどちらにおいても、ナ級を殲滅するために触接率を意識しましょう。ナ級（と言うか敵艦隊全体）は対空砲火がえげつないため、触接で威力を上げないとまともにダメージが通りません。基地航空隊の調整と同様に、普段は全く触接率を意識しない私ですが、今回ばかりはこれもきちんと計算して調整しました。ま、そこまでしても平気でナ級は生存するんですけどね・・・。

なお、ボスでの制空を優勢まで落とし、その分攻撃機を積んで開幕でのナ級殲滅率を上げるという制空調整の仕方もあります。この場合は道中での艦載機の消耗が増えますし、艦載機の全滅率も上がります。また、空母おばさんを棒立ちにするのをほぼ諦めることになります。私は調整が面倒なのでそのような調整にはしませんでしたが、その方が自分には合っているという方はそのような編成をしている人を探すか、シミュレータをいじりながら自力で調整するかしてください（丸投げ）。

第二艦隊については、特攻補正のあるカットイン艦を並べてお祈りするだけです。高めの特攻補正持ちで開幕雷撃のできる木曾、対空カットイン要員のAtlanta、特攻補正が最大の時雨以外は基本的に誰を使ってもいいです。駆逐艦の枠については、運と火力の兼ね合い的に長波とFletcherがいいのかと思います。重巡の枠は、友軍の都合上利根か羽黒の二択です。足柄は友軍のために使わないようにしましょう。

第二艦隊は道中のPT対策として見張り員を積みつつ、駆逐艦には1スロに小口径の主砲を積んでおきます。対ボス火力的には魚雷×3の方がいいですが、主砲を積まずに見張り員だけでPTをなんとかしようとすると撤退率がかなり上がります。火力の低下分は試行回数でなんとかできるので主砲を積みましょう。木曾については運を上げているのであれば魚雷2積みでカットインにしてもいいと思いますが、運を上げていないのであれば連撃の方がいいです。連撃でも十分なダメージは出ます。削りの段階では魚雷2積みにしていましたが、運を上げていないので見張り員があっても全くカットインしませんでした（）。利根については夜偵は必須として、探照灯ではなく照明弾もありだと思います。特攻補正的には利根も十分な火力を有するので、可能であれば探照灯でデコイにするのは避けたいところではあります。ただ、かなり運がよければボスの体力が満タンの状態からでも一発撃沈が可能なカットイン要員を守ることと天秤にかけた場合、私は利根にデコイ役になってもらう方がいいと判断しました。Atlantaは特攻補正もあって意外と夜戦火力があります。大破状態の空母おばさんやダイソンを沈められるぐらいの仕事はしてくれるので、（少なくともこの編成では）最後尾に置くのは勿体ないです。私の編成では連撃艦3隻・カットイン艦3隻という編成ですが、Atlanta以外の連撃艦を両方ともカットインにするのは推奨しません。道中やボス砲撃戦のことを考えると、少なくとも重巡は連撃構成にしておく方がよいと思います。木曾については開幕魚雷の威力が上がるというメリットがあるので、運を上げている場合のみカットイン構成はありだな！です。

並べ順については正直好みの問題です。従来は「随伴を減らしてボスを削った状態でフィニッシャーに回す」というのが艦これの定石ですが、今回は「随伴を減らす」ことがかなり難しいです。友軍がよほど上振れすれば可能ではありますが、今回は減らせても3隻ぐらいがいいところで、大抵の場合は4～5択のお祈りルーレット状態になります。しかも4～5択のルーレット状態ではあっても大破していない、つまり攻撃に参加してくることが大半なので、こちらがフィニッシャーまで回す前に、先にフィニッシャーを狙い撃ちされることが多々あります。そういう意味では、従来の定石とは逆行する「フィニッシャーから先に並べる」ことで動けるうちに動いて、たとえ低確率ではあっても、一撃撃沈を狙っていく方がいいと思います。なお、ボスが無傷～残り600程度の場合では、たとえカットインが刺さったとしても一発撃沈の確率はそこまで高くはありません。実際は連撃・カットインを2～3発は当てないと倒せないことが多いですが、随伴が4～5隻残っている状態で旗艦を連続スナイプできる可能性はかなり低いです。そのため、基地航空隊～友軍の間のどこかのタイミングで「運よく」200以上のダメージが蓄積した状態で本体の夜戦に突入し、特攻艦のカットインが刺さって「運よく」撃沈するというのがクリアの想定となります（つまり、かなり「運よく」いかないとクリアできない）。

支援艦隊

f:id:Dhi-Zu:20210103000238p:plain — E-4　3本目支援艦隊

道中・ボスともに命中重視です。道中についてはPTを処理するのがメインの役目です。ヌ級については敵が連合艦隊なこともあって、攻撃がヌ級以外に逸れる確率が高いので、あまり期待しない方がいいです。「支援艦隊ではPT対策として見張り員を積むと効果がある」みたいな話を聞いたので駆逐艦に見張り員を積んでみましたが、果たして効果があるのかどうかはわかりません（たぶんないです）。ボスについてはナ級を処理することが役目です。撃沈できなくても大破さえさせれば開幕雷撃を無力化できるので、そのぐらいの火力を確保したらあとはひたすら命中を上げます。また、命中を上げるためにボス支援も全艦キラ状態にしましょう。キラ状態にしたからといって必ず当たるわけではありませんが、キラ状態にしなかったら本当に全然当たりません。ほとんど出す意味がなく、資材の無駄遣いになります。もしキラ状態にするのが面倒であれば、伊良湖・間宮を使いましょう（めっちゃ楽）。もちろん本体もキラ状態にした方がクリアできる可能性は上がりますが、キラ状態にしたところで命中マシマシのナ級の砲撃はほぼ回避不可能なようなので、コストパフォーマンス的にはよくありません。そのため、本体のキラにはさほど拘らなくても大丈夫です。

友軍

下表は友軍の一覧になります。本体の編成によって友軍を弾いた結果、赤で塗りつぶした3艦隊に絞り込みます。

f:id:Dhi-Zu:20210102232511p:plain — E-4　3本目友軍一覧

友軍は全部で15パターンです。砲撃戦で敵第一の数を減らすことはかなり難しい（できても1体が限度）ので、砲撃戦終了時点では6体全部が生存していることが普通です。そのため、従来通りの水上艦友軍の場合、たとえ友軍がきても、友軍が殴るよりも先に敵が友軍を潰してきて、あまり攻撃できずに友軍が去っていくということになりかねません。そこで、迅鯨率いる潜水艦友軍を呼び、（火力の安定性は置いておいて）確実に手数で稼いでから本体へと繋ぐというのが（追加友軍実装前の）セオリーでした。

強友軍を要請しても非強友軍がくる可能性はあるようですが、50回ほどボスと戦った中で私が非強友軍と遭遇したことはないので、強友軍を前提に考えて大丈夫だと思います。強友軍を要請することで非強友軍を弾きつつ、無理なく編成に組み込みやすいArk Royalと由良で水上艦のパターンを弾くことによって、事実上潜水艦友軍のみに絞ることができました。ただ追加友軍の実装により、潜水艦と水上艦の混合編成と一航戦率いる編成の2パターンが増えました。この2パターンは潜水艦編成と比べると行動前に潰される可能性があるという明確なデメリットがありますが、一方で火力のアベレージは（たぶん）潜水艦編成よりも高いというメリットがあります。特に竹は体力満タンのボスを一発で沈められる可能性があるほどカットインが強力なため、運がよければ本体の代わりにボスを倒してくれるかもしれません（どっちが本体なのかわからない）。