ナダルファン目線で振り返る2019年ATPツアー

うまくまとめられなかったので、いつもとは違って箇条書き形式にしています。

全豪前

・2018年は怪我でシーズンを終了していたので、全豪は正直あまり期待しておらず、「2週目まで残ればいい方では?」と思っていた。

・エキシビでキリオスに敗れるが、エキシビなのであまり気にしない。以前もエキシビで負けたものの、その後の大会で好成績だったことがあったので、ナダルのエキシビでの勝敗は基本重要ではないと考えている(重要なのは体が動いているかどうか)。

全豪

・マレー涙の会見、・・・からの「えっ、俺本当に引退するの?」という表情。復活のためにもいい加減1stのin率向上と、2ndの改善に取り組んで欲しいですね・・・。

ナダル、いざ始まってみたら強い。デミノー、チチパスら若手の心を折る。

・錦織とズベレフ、安定のフルセットウォーリアーズっぷりを遺憾なく発揮。

・アグー、前哨戦でジョコ撃破の勢いそのままに悲願の4Rの壁を超える。

・錦織、PCBと死闘を繰り広げるも勝利(錦織劇場)。

・メドベがジョコからセットをとる。この時点から既にジョコキラーの芽が出ていた。

ナダル、QFまで唯一の全試合ストレート勝利。

・【定期】ジョコビッチ、ウキウキで錦織クリニック受診

・【衝撃】SFプイユ

ナダルフェデラーに勝ってSFに進出してきたチチパスを完膚なきまでに叩き潰したので優勝すると思った。ジョコも勝ち上がりはよくなかったし。

・なお決勝()。ここまで一方的になるとは思わなかった。あまりにショックすぎてテニス観戦モチベがめっちゃ下がった。後からわかったこととして、「足の状態が万全ではなかったから、いつもより攻撃的なプレーをしていたらうっかり決勝まで勝ち上がってしまった」といった内容のコメントを残していたので、「まあ万全じゃないなら仕方ない」と言い聞かせてショックを緩和させたのであった。

 2月

アカプルコでの敗退はしょうがない。事故。

3月

・IWで怪我したのでモンテカルロには間に合わないだろうと思ったし、全仏も厳しいと思った。あと、ティエムのMS初タイトルがまさかハードだとは予想もつかなかった。

・IWではコールシュライバーに、マイアミではアグーにあっさり負けたジョコを許さない。今年のアグーは何か違う? あと、イズナーおめでとう。

クレーシーズン

モンテカルロ。またもメドベがジョコに勝つ。ページャ、強い。1セット目で1:21・・・。フォニーニ・・・クレー・・・2015年・・・うっ、頭が・・・。まあ冷静に考えたら、怪我してから1ヶ月なんだから状態悪くてもおかしくはないんだよな(と言い聞かせる)。本人ですら「キャリア史上最悪」ってどんだけ状態悪いんだ。

バルセロナフェレールの最後の相手がナダル。お疲れさまでした。ティエム強い。

マドリード。ワウリンカ戦はかなり良かった。チチパス戦はバック側にボール集めすぎ。状態は上がってはきているとは思った。

モンテカルロバルセロナマドリードは悪いながらもSFまで勝ち上がるものの、明らかに過去2年よりも内容が良くないのでとにかく不安。

・ローマ。優勝してみごと復活。特に決勝の1セット目はめちゃくちゃ強かった。ナダル本人もだろうけど、ファン的にもこれでようやく少し安心した。ようやく全仏優勝候補筆頭に躍り出る。

全仏

・フルセットウォーリアーズ、仲良くフルセットマッチ()。

・ディミトロフの鬼畜ドロー。

・【定期】錦織、死闘。

・片手バックが潰し合うフェデラー山。

ナダルは決勝まではゴファンに1セットとられたのみ。

・錦織の法則?(錦織に勝った選手がそのままGS優勝)継続。

・SFでは久しぶりにクレーでの対決となったフェデラーをいとも簡単に攻略。

・決勝は2年連続でティエムとの子弟対決。ティエムはSFでジョコと死闘を繰り広げたものの、体力は十分だった。2セット目を失ったものの、そこからあっという間に6-1を2セット続けて3連覇。今年は無理かもと思っていたのでこれだけで十分だった。

ウィンブルドン

・前年SFで死闘の末にジョコに敗れた悔しい思いがあるので今年こそはと思って応援。ウィンブルドンでは厄介なアーリーラウンドでのキリオスや、躍動していたクエリーを退けて2年連続SF進出するも、フェデラーに敗戦。

・決勝ではフェデラーを応援していたものの、みごとに勝ちビビりしてジョコに優勝を献上。師匠の言葉を借りれば「史上最高の泥仕合」だった。

北米ハード・全米

・クレー~芝で頑張ったから期待していなかった北米ハードだが、カナダで息をするように優勝。

・全米でもメドベに2セットアップから追いつかれながらも逃げきって優勝。GS優勝数でフェデラーにあと1と迫る。

インドアハード

・レーバーで怪我したけど、結婚式のおかげでアジアシーズンスキップできたのでよし。

・パリでもいい感じに勝ち上がっていたが、SFを前に腹筋を痛め無念の棄権。「今回こそファイナルズのタイトルとるラストチャンスだったのに・・・」と思ったけど、下手に大きな怪我するよりはマシか。

ファイナルズ

・初戦はズベレフに初勝利を献上。

・メドベには最終セット2ブレークダウンの1-5、しかもマッチポイントという場面から追い付き、そのままタイブレを制してしまうという大逆転勝利。

・そしてRR3戦目のチチパスにも勝利。

・失セットの関係でRR突破はならず、悔しさの残る結果に。とは言え、年下に力負けしたフェデラージョコビッチと違い、依然として(体調さえ悪くなければ)若手にとって最大の壁であることを示したファイナルズだった。

デビスカップ

・これでシーズンも終わり・・・のはずが、デ杯でシングルス・ダブルスともにフル稼働。普段から試合に出たがりな性格とは言え、国の代表となるとさらに歯止めがきかなくなることはよーくわかっているので諦める。事実、シングルス・ダブルスともにフル稼働でみごとスペインを優勝に導く。

オフシーズン

アブダビでエキシビなのにチチパスと死闘を繰り広げたので膝が怖い。