今でもPSの名作ゲームとして名高いデジモンワールド(1作目)。当時小学生だった私は、小学生の(貧弱な)脳みそをフル回転させて必死にデジモンを育成するものの、無慈悲にもヌメモンに進化してしまい、よく落胆していました。頑張って育成してヌメモンを回避してもステータスは3500/3500/300/300/300/300ぐらいが限界で、完全体になったのも進化条件が特殊なベーダモンのみ。ストーリーも繁栄度で言えば30ぐらいで止まっていて、それ以上は敵が強すぎて無理だろうと諦めていました。
デジモンワールドをやらなくなってから何年も過ぎ、中学生になって某裏技(便利君)を知った私は、これを使ってステータスをカンストさせてクリアするというチート的なことをしましたが、それでも「これ普通にクリアしようとしたらどうするの?」という部分は謎のままでした。
それからもう10年以上が過ぎたつい先日、突然デジモンワールドをやりたくなった私は、小学生当時には存在しなかったインターネットを活用し、その謎をついに解明することができました。これはその成果を忘れないようにまとまたものになります。
詳しい情報は下記サイトのお世話になりました。
ちなみに、この記事ではボーナストライトレーニングは利用せず、全てノーマルトレーニングのみで済ませるという前提です。ボーナストライトレーニングに自信がある場合にはもっと楽に育成できると思いますが、よほど縛りプレイでもしない限りはノーマルトレーニングのみで十分網羅できます。
もくじ
ストーリー攻略大筋
雑に進めても1世代目で繫栄度70ぐらいまではいく。成熟期で完全体への進化条件を満たせそうになるぐらいから本格的に仲間を増やしていく。パートナーによって闇貴族の館、アイスサンクチュアリ、ユキダルモンの攻略が後回しになる。
最序盤
アグモン→攻撃と素速さを少しだけ鍛えてから戦えば余裕。
シーラモン/ベタモン→アグモンを倒してからそのまま行けるように時間調整する。トロピカジャングルに渡ったらすぐに橋の確認をする(←地味に重要!)。
パルモン→水技が痛いので注意。アグモンやクネモンとの連戦にするならさらに注意。
ケンタルモン→仲間にするのはあみだ森でアイテム稼ぎをしてからでもいいかもしれない。ただし、その場合はあらかじめアイテムを預けておかないとすぐにパンクする。アイテム稼ぎをしないとしても、先のことを考えて高速プラグイン、腐った肉、運試しきのこは拾っておく。あと、あみだ森を抜けてうっかりそのまま先へ進まないように注意(初見殺しのティラノモンが待ち構えてる)。
クネモン→水技があるパルモンの方が一撃は怖いが、こちらは毒でじわじわHPを削られることに注意(パルモンも毒はあるけど・・・)。
ドリモゲモン→素速さが低いのでスピットファイア連発で勝てる。土運びのアルバイトは、トレーニング効率を考えると成熟期に進化してからの方がいい。
モノクロモン→店の前で寝てセーブしてから挑戦。ゴブリモンは定価の1.5倍、ゴツモンは1.2倍、ザッソーモンは定価、ムーチョモンは1.5倍が基本。薬頼みの運ゲー(特にムーチョモン)。
グレイモン→ジジモンに繁栄度を聞きさえしなければ15を超えても問題ないが、うっかり忘れたりしてもいけないので、念のためしっかり準備してから15を確認する。
パートナー育成
よほどの理由がない限りアグモン推奨。アグモン以降の進化については、
アグモン→ケンタルモン→ギロモン
が条件だけで言えば容易。この場合、
利点:食事量が少なめなので懐に優しい。
欠点:ギロモンがまともに技を覚えるまでがしんどい&必殺技が無能。
となる。
タイマン戦闘のボスはケンタルモンのスピットファイアー無双でできる限り倒しておくと楽になる。おそらくギロモンに進化した時点ではメタルスプリンクラーしか使えないので、ファクトリアルタウンで技を覚えさせることになる。機械技ではないが、メガトンパンチを覚えるだけで大分戦いやすくなる。フルポテンシャルとオールレンジビームを覚えたら1世代目としては十分。
優先度高め
シードラモン/カブテリモン/クワガーモン(トレーニング効率向上)→釣り竿交換のためにコツコツカードを集めておく。そのための資金集めも重要(モジャモンで稼ぐ)。
ピッコロモン(トレーニング効率向上)→1世代目で戦う場合はかなり苦戦するので注意。ピッコロモンと同じぐらいのステータスだとバグを連発されるとかなりしんどい。
バードラモン(移動効率向上)→隙の大きいプロミネンスビームしか使ってこないのでスピットファイア無双できる。早い段階でプロミネンスビームを覚えさせたいならここを利用する(後でいいならファクトリアルタウンのガードロモンでいい)。
ユニモン/パタモン/ピヨモン(店の品揃え向上)→パタモンは3連戦だが残りは戦闘なしなので好きなタイミングでOK。
モジャモン(安眠枕)→仲間になるのは最後に交換を済ませたモジャモン。金稼ぎ用のモジャモンは後でも利用するので真っ先に終わらせておくこと。会いに行く時は中回復フロッピーを買えるだけ買ってから行く。
ガブモン(宝探し屋)→宝探し屋でチップを狙うなら早めに仲間にしておく。
ティラノモン(というより次元キーホルダー)→時急域での時間の進みに注意(特にトイレ)。
後回し推奨
コカトリモン(メガロスパーク)→パートナーの活動時間が4:00〜ならセーブリセットしやすい。
マメモン(フルポテンシャル使ってくるから厳しい)→メタルマメモンよりは強く、ピッコロモンよりは弱い。
メタルマメモン(パルスレーザー)→3%トリオの中だと一番弱い。
メタルグレイモン(インフィニティバーン)→覚えられるデジモンが限られているので注意(メラモン、メタルグレイモン、ホウオウモン、デジタマモン)。私は25回戦う羽目になった(白目)。HPが8600もあるとさすがに時間がかかる。
メガドラモン(デジタマモンでもう1回来るから)→倒すとマップに雑魚敵が湧くようになる。ギロモン戦でDGディメンジョンを覚えられなかった場合はここで粘る。
技習得
ワルもんざえモン(サンダージャスティス)→攻撃チップのドロップ率が50%。サンダージャスティスを覚えてなおかつ攻撃チップを落とすという確率はかなり低くなるので根気がいる。あと、倒す時の位置次第では攻撃チップをとれないことがあるので要注意(画面中央や画面奥だととれない)。倒す場所にも気をつけなければいけないのでかなり面倒。私は25回ぐらいかかった()。攻略ついでにもんざえモンでメガロスパーク(コカトリモン戦で覚える)→サンダージャスティスと覚えると効率がいい。
テッカモン(リバースプログラム)→ギロモン戦ではデリートプログラムを優先したいので、こちらでリバースプログラムを覚えるべき(ギロモンとテッカモン以外の敵は使ってこない)。
ムゲンドラモン(フルポテンシャル/サンダージャスティス)→強いので他で覚えた方がいい。
ギロモン(デリートプログラム/DGディメンジョン/リバースプログラム)→デリートプログラムを使ってくる敵はギロモンのみ。DGディメンジョンはメガドラモン戦で、リバースプログラムはテッカモン戦でもチャンスがあるのでデリートプログラムが最優先?
ガードロモン(パワークレーン/オールレンジビーム/プロミネンスビーム/フルポテンシャル)→色々と技を覚えられるのでお世話になる。フルポテンシャルはファクトリアルタウンの最深部にいる個体(マメモンを改造してくれるやつ)のみ。うまく手前の2体に巻き込んでバトルに引きずり込む必要がある。動画?
汚物系→ファクトリアルタウンで頑張る。汚物系のくせに敵がそれなりに強いこともだが、それ以上に自身の汚物系のスペック面で苦労する。モーション大きい、ガードされやすい。MPかなり消費する。ウンチ乱れ投げは特定のゲレモン(門番ガードロモンの次のマップの入口付近に夜出現するやつ)しか使ってこない。 また、巨大ウンチ乱れ投げと究極ウンチ地獄絵図は昼に同じ場所に出現するプラチナスカモンしか使ってこないので、覚えさせるのには結構苦労する。
育成
共通部分
最も重要なのはご機嫌の管理。ご機嫌が下がると寿命が減る、すなわち育成に費やせる時間が減る。デジモンは生まれた瞬間一律に360時間の寿命を与えられるが、アイテムを使うか完全体に進化しない限り増えることは絶対にない。寿命をフルに使うためにもご機嫌は常に高い水準でキープする。
次に重要なのは睡眠時間を削ること。睡眠アイコンが出てすぐに睡眠させると全然強くならない。そもそも睡眠アイコンが出るタイミングは本来の活動時間よりも大分早いので、アイコン即寝は余計に時間を無駄にしている。活動開始時間までに眠れば育成ミスにはならないので、寝る間を惜しんでトレーニングする。疲労との兼ね合いにもよるが、無理に1時間睡眠に拘らなくていい(疲労に応じて2時間ぐらいでもいい)。
トレーニングでは休憩をこまめにとるようにする。疲労が20~30になったらケンタル医院に行く。疲労が溜まった状態だとご機嫌が下がっていくので、結果的に寿命が短くなることに繋がる。
疲労の値はやってたらいつの間にか覚えているので無理に覚える必要はない。覚えるのが面倒なら、「2~3回トレーニングしたら1回休憩」という認識でいい(雑)。
体重のコントロールには野菜(挑戦人参、桜鳥大根)を使う。満腹度が高くないので複数食べることになる。減量したければ人参、増量したければ大根。
お金に困らないのであれば、食事の大半をレストランで賄うようにすると育成効率がさらに上がる。副産物のステータスアップを最大限に活用するのであれば一番金額の高い料理を選ぶことになるが、レストランを使うことのメインの目的は疲労回復なので、一番安い料理でも全然問題ない。特に大食いのデジモンほどレストランでの疲労回復が大きく見込める(もちろんその分お金は消える)。疲労回復量は金額によらず一定で、「ユキダルモン以外のデジモンは全て5、ユキダルモンは全て2」ということを覚えるだけでいい(ユキダルモンは外れ)。レストランで2回食事をすると疲労回復量は10になるので、トレーニング1回分以上の疲労を一気に回復することができる。これによってケンタル医院に行く回数が減るので、結果としてトレーニング量を増やすことができる。また、レストランでの食事は挑戦ニンジン・桜島大根の効果を消すことはないので、これらを食べた後の食事を全てレストランで済ませれば、トレーニング効果が上昇した状態をずっとキープすることができる(場合によっては何日もキープできる)。レストランを利用するなら合わせてこれらの野菜もセットで使いたい。
ちなみに、グリーンジムの強化が済んでいてトレーマニュアルも持っているならば、レストランや野菜を使用しなくても寿命ギリギリまで育てればALL8000ぐらいまでは普通に到達できる。それ以上を目指す場合や、攻略のために育成速度を上げたい場合には、レストランを積極的に利用するといい。
幼年期
無理に睡眠を削ったところで大して差はないのでさっさと寝かしてしまってOK。
成長期
ステータスよりも、育成ミスと体重とボーナス条件で候補を絞る。進化条件が被っていて、避けたい方の進化先のステータス条件が1つしかない場合には、本命の方の他のステータスを高めにして条件となっているステータスの平均値が上がるように調整する。
例:本命が「HP1000/MP1000」、避けたい方が「HP1000」の場合、「MP>HP」となるようにステータスを調整すると、本命の方のステータスが優先される。
成長期→成熟期の進化は一番コントロールが難しい(幼年期→成長期や成熟期→完全体は選択肢が少ないので予想外の進化をすることはまずない)。
成熟期
説明のために能力値合計と能力値平均を以下のように定義する。
能力値合計=HP+MP+10×(攻+防+速+賢)
能力値平均=能力値合計÷6
要はHP・MP以外のステータス(0~999)をHP・MPと同じスケール(0~9999)にして扱いましょうということ。例えば、スカルグレイモンの進化条件で言うと、
能力値合計
=HP+MP+10×(攻+防+速+賢)
=4000+6000+10×(400+400+200+500)
=25000
能力値平均
=能力値合計÷6
=25000÷6
=4167
となる。これらをまとめた一覧が↓。進化元が汚物系の3体(デジタマモン、もんざえモン、エテモン)と、時間経過による進化が条件のベーダモンは特殊なので除外して考える(表中では灰色)。能力値合計α、能力値平均αについては後述。
完全体への進化でポイントとなるのがボーナス条件。うまく活用すると進化を早めることができて非常に有利。
例えば、スカルグレイモンの進化条件であるMP6000を普通に達成しようとするとかなり大変。しかしボーナス条件を使えばこの6000を無視することができる。具体的には、
・成熟期に進化した時のMPが約1500(転生してから数回しかトレーニングしていない前提)
・グリーンジムの器具使い込みが完了(1.2倍)
・トレーマニュアル所持(1.1倍)
・カブテリモン/クワガーモン勧誘済(1.2倍)
の場合、成熟期(1.1倍)でトレーニング適正が普通(1.0倍)のデジモンでMPのノーマルトレーニングをする場合、1回あたり132しか上がらないので、最大で約34回分のトレーニングを節約できる、すなわち34時間進化を早めることができる(実際には適正補正や賢さトレーニングでの上昇分も合わせるともっと回数は少なくなるのであくまで例として見て頂きたい)。
また、ボーナス条件を1つのステータスの代わりにする場合、基本的には一番要求値が高いステータスの代わりにすると負担が最も軽減される。これを踏まえた実質的な能力値合計と能力値平均を、それぞれ能力値合計α、能力値平均αとしている。
またまたスカルグレイモンを例にすると、能力値合計αと能力値平均αはそれぞれ以下のようになる。
能力値合計α
=HP+MP+10×(攻+防+速+賢)−(HP~賢のうちの最大値)
=4000+6000+10×(400+400+200+500)−6000
=25000−6000
=19000
能力値平均α
=能力値合計α÷6
=19000÷6
=3167
要求能力値が低い方がそれだけ早く完全体に進化することができる。完全体はトレーニング効率が1.2倍なので、完全体に早く進化できるということは、ステータスを高めるにあたってはアドバンテージとなる。
ギロモンとかピッコロモンのような小さいデジモンやメガシードラモン、ホウオウモン、ヘラクルカブテリモンは進化条件に絡まないステータスがある。ボーナス条件を使うと実質的に要求されるステータスが3つになるので、要求されるステータスが6つのデジモンよりも早く進化させることができ、育成面で有利になる。
特にメガシードラモン、ホウオウモン、ヘラクルカブテリモンはボーナス条件が「戦闘0回」なので、ひたすら籠もってトレーニングするという育成方針と相性がよく、前述の通り要求されるステータスが低めなこともあり、初心者でも狙いやすくておすすめ。ついでにそれぞれが1属性の技を網羅できる(火炎、氷水、自然)ので、進化させたら一気に技を覚えさせてしまいたい。それぞれが強力な技を覚えられる(アイススタチュー、サンダージャスティス、バグ)。
合計-αと平均-αは、能力値合計と能力値合計αの差、能力値平均と能力値平均αの差を示す(要はボーナス条件でどれぐらいのステータスが軽減されるかということ)。
完全体
基本的に寿命間近までトレーニング漬け。成熟期までと違って育成ミスや体重を気にする必要はないが、ご機嫌だけは今まで通り高い水準でキープするようにする。攻略するだけならフロッピーに頼ればALL5000ぐらいでも問題ないが、余裕を持って進めたいという場合や、ムゲンマウンテン最深部を攻略する場合には、ALL7000以上はほしいところ。
ちなみに、寿命までほぼフルで(ノーマル)トレーニングをした場合、ステータスとしてはALL8000~9000ぐらいまでは育つが、余命が1~2日程度しかない。ボスラッシュのムゲンマウンテン最深部ならともかく、時間がかかるファクトリアルタウンのようなステージでは途中で寿命を迎える可能性が高いので要注意(ファクトリアルタウンならフロッピー頼りのALL5000でいい)。
なお、マメモン→メタルマメモンのような特殊進化を使えばノーマルトレーニングだけでもカンストまでいけるが、それでも割と寿命ギリギリ。カンストだけが目的なら野菜なしでも間に合う。ムゲンマウンテンを攻略するなら野菜は必須。
個別デジモン
・ギロモン
進化難易度は断トツで低いが、その代わりに必殺技がとにかく使いづらい。必殺技頼みのストーリー攻略序盤では割と致命的。必殺技のコツは「広めのフィールド(できる限り障害物がなく真っ平が理想)で敵が画面中央からあまり離れていない時に発動する」こと。狭い場所での戦闘だと、爆弾が画面外へ消えて行って悲しいことになる(無慈悲だがよくある)。
・マメモン/メタルマメモン
マメモンはギロモンに次いで進化難易度が低い。メタルマメモンは成熟期から直接狙うよりも、一度マメモンにしてからファクトリアルタウンで改造させる方がいい。こうすることで寿命が延びる上に、進化ボーナスでステータスも上がる。ノーマルトレーニングのみでカンストステータスを狙うのであれば、この方法が最も実用的(「完全体→スカモン→元に戻る」の場合は寿命は延びるが進化ボーナスはない)。マメモンとメタルマメモンは大体同じようなものだが、マメモンはフルポテンシャルが使えるがメタルマメモンは使えないという点に注意(ステータスをカンストさせるのであれば問題ない)。ちなみに、マメモンとメタルマメモンは体が小さい上に、遠距離系の技が充実していないこともあって戦闘面では何かと苦労するが、逆に体が小さく接近戦が多いため、敵のアイススタチューが当たらないということがよくある(接近した状態で体が小さいデジモン相手にアイススタチューを撃っても根元だと当たらないという仕様?)。相手がアイススタチューを使ってくる場合には、あえて遠距離技を一切セットしないで全て近接技にしてしまうというのもアリかもしれない。
進化難易度は中。メガシードラモンは氷水の技を、ホウオウモンは大気の技を、ヘラクルカブテリモンは自然の技を、それぞれ全て使える。ボーナス条件が戦闘0回という達成が容易なものであるため、強さの割に進化難易度が低い。覚えた技が少ない段階で進化させ、各属性の技をまとめて覚えさせるのにはもってこい。メガシードラモンはアイススタチュー、ホウオウモンはサンダージャスティス、ヘラクルカブテリモンはバグという、各属性最強の技を使えるので、ストーリー攻略の面でも非常に使いやすい。なお、ホウオウモンは使い手の非常に少ないインフィニティバーンを使える数少ないデジモン(メタルグレイモン、ホウオウモン、デジタマモンの3体のみ )なので、可能であればムゲンマウンテンのメタルグレイモン戦でインフィニティバーンを覚えさせるようにしたい(私は25回ぐらいかかった)。
・ヌメモン/もんざえモン
おもちゃのまち攻略(の足掛かり)のためにヌメモンが必要だが、序盤でヌメモンになってもおもちゃのまちにたどり着くのはかなり手間がかかる(右回り・左回りどちらで行くにしてもバードラ運送なしだと非効率)。しかし後回しにすると、転生ボーナスによるステータス向上や技習得によるボーナス条件によって、今度はヌメモンに進化させるのが難しくなる(一応、「エレキモンで育成ミス2回、体重1〜5G。または、クネモンで育成ミス2回、体重1〜4G」にすればステータスに関係なくヌメモンには進化可能)。比較的早い段階で進化させ、おもちゃのまちのおもちゃ館の封印だけは解除しておくべき。ちなみにヌメモンに進化するとステータスが下がるが、おもちゃのまちですぐさまもんざえモンに進化させれば5歳にして完全体になることができるので、下がった分のステータスをある程度は埋められる(普通に進化させると完全体になるのは早くても7~8歳)。特にテイマーレベルが低く、転生時のボーナスが少ない序盤だとむしろこの方が最終的なステータスが高くなるかもしれない?
もんざえモンはメガロスパークとサンダージャスティスを使えるので、きちんと育てればストーリー攻略を楽にできるぐらいには強い。メガロスパークを覚えさせるならミスティツリーズのコカトリモン、サンダージャスティスを覚えさせるならおもちゃのまちのわるもんざえモンを利用するといい(どちらも戦闘前にセーブさせやすい)。おもちゃのまち攻略後に再度進化を狙おうとするとかなり難易度は高い。要求ステータスが上から数えて4番目の高さ(平均3000)というのもあるが、ヌメモンのトレーニング効率が通常の成熟期よりも低いという要因の方が遥かに大きい。もし狙うのであれば、寿命は延びないがアイテムで進化させる方がいいかもしれない。
・メガドラモン
要求ステータスはスカルグレイモンに次ぐ2番目の高さ。完全体でアイススタチューを使える(他はスカルグレイモンとメガシードラモンのみ)貴重なデジモンであり、機械系デジモンでは唯一の存在。技が充実してからであれば、ストーリー攻略では使いやすいデジモンなので個人的にはおすすめ。
・スカモン/エテモン
ステータス面を考えると、
幼年期→・・・(普通に育成)→マメモン→メタルマメモン(改造)→スカモン→エテモン
のルートを辿るのがいい。ただし時間がかなりかかる。
メタルマメモンの時点でできる限りステータスを稼いでおく。スカモンに進化するとステータスが全て半分になるので、スカモンに進化した時の最大ステータスは4999/4999/499/499/499/499。仮にステータス面でエテモンの進化条件を全て満たしていたとしても、スカモンに進化した瞬間すぐにエテモンに進化することはないので注意。完全体への(忘れられがちな)進化条件である「成熟期で144時間過ごす」というものがあるので、スカモンで144時間(6日間)過ごすことを考慮して逆算して計画を立てる必要がある。
成熟期の時点では360時間(15日)
マメモンに進化で+96時間(4日)
メタルマメモンに改造で+96時間(4日)
ここまでで合計552時間(23日)
ご機嫌次第で若干のマイナスがあるので、22日目のうちに144時間が経過して進化するためには、遅くても16日目にはスカモンにしなければならない。
以上をまとめると、
幼年期→・・・(普通に育成)→マメモン→メタルマメモン(改造)→(15~16日目に)スカモン→(22日目あたりに)エテモン
という流れになる。寿命はmax27歳なので、ほぼ1年というかなりの長さ。